カラオケは日本で生まれた文化だ。カラオケとは、元々はミュージシャンらの俗語で、歌詞の入っていない曲(空オーケストラ)を示す言葉であった。いわゆる楽屋言葉の一種だったわけである。喫茶店や飲み屋でカラオケ機が置かれたことをきっかけにカラオケが世間に認知され、その後カラオケボックスが普及することで爆発的人気に。2000年代には海外にも普及し始めるようになる。今ではカラオケ大会が開かれるなど、海外でもその人気は不動のものとなっている。
マイク

このカラオケ文化であるが、海外の一部では日本よりも発達したものになっている。

ザ・カラオケチャンネルオンライン(※英語サイト ※モバイル端末はアクセス不可)
http://www.thekaraokechannel.com/online#

上記に記したウェブサイトが特に有名であるが、カラオケをオンラインで全世界に発信、素人が熱唱している姿を見られるというものだ。このようなウェブサイトは各国に出来上がっていっている。日本においては著作権が最優先されるため、おそらく今後もこのようなウェブサイトが生まれることはないだろうが、海外ではこういった大胆なサイトがどんどん誕生していっているのだ。

ただし日本も負けてはいない。2012年頃に一人カラオケ(通称「ヒトカラ」)の専門店「ワンカラ」が出来上がった。

ワンカラ
https://1kara.jp/

一人カラオケ専門店は瞬く間に全国進出、既存業種の新形態を成功させた。逆に海外であるとこのような形態は普及しないだろう。なぜなら海外だと治安が悪いため、一人でカラオケをしていると犯罪に巻き込まれるケースや、一人カラオケ用の部屋そのものが犯罪に使われる可能性が高い。一人カラオケの誕生と普及は日本ならではのものといってよいのだ。

今後も形を変えながらどんどん世界に広まっていくことが予想されるカラオケ。数年後には人類の娯楽のスタンダードとなっているのかもしれない。


赤松伊織