文部科学省は、28日、国立大学法人名古屋大学(愛知県名古屋市)に対し、遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について、文書による厳重注意を行ったことを報告した。
名古屋大学

同省は、ことし5月12日、名古屋大学から、遺伝子組換え植物が同大学構内において発見されたとの第一報を受けたという。同省は当該植物の回収や漏出元の特定、周辺への影響調査を直ちに行うように指示、同月14日に現地調査を実施し、今月21日、同大学から調査結果と今後の対策について報告を受けた。該当する植物は遺伝子組換え植物であると判明、同大学に指導を実施した。遺伝子組換え植物は同大学内の3研究グループから漏出しており、同省は大学側に再発防止のための措置を徹底するよう厳重注意を行った。該当する植物が何であったかは発表されていない。

名古屋大はことし上旬にも、女子学生・大内万里亜容疑者(19)が無職の女性(77)を斧で殴って殺害する事件が起き、その後同級生らに劇薬であるタリウムを飲ませていたことが発覚、多数の放火事件にも関与していた疑いがもたれた猟奇事件が起きていた。また、ことし2月にも生命科学分野の論文に画像の使い回しなどが発覚、調査の対象となっていた。2014年にも臨床研究において不正が指摘され問題となっていた。


(参照)

遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/08/1361262.htm


赤松伊織