民主党・枝野幸男。革マル派と繋がりを持つことで知られ、近年は発言のたびに失策ぶりが目立つ議員である。そんな枝野も自身の公式ホームページを持っている。「枝野幸男オフィシャルサイト 民主党衆議院議員」と題されたホームページだ。
枝野

枝野幸男オフィシャルサイト 民主党衆議院議員
http://www.edano.gr.jp/

その枝野のホームページを解析すると興味深い内容が出てくる。ホームページを管理しているのは枝野の政治団体「21世紀都市文化フォーラム」であるのだ。
21世紀都市文化フォーラム
21世紀都市文化フォーラムとは、会計に枝野の妹であり第一秘書でもある枝野佐智子を携えた政治団体である。この政治団体が枝野のホームページを管理しているのなら、ホームページの運営資金も「21世紀都市文化フォーラム」から支払われているはずである。・・・が、しかし。

21世紀都市文化フォーラム 政治資金収支報告書 平成26年11月28日公表(平成25年分 定期公表)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/141128/1346800009.pdf

21世紀都市文化フォーラム 政治資金収支報告書 平成25年11月29日公表(平成24年分 定期公表)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/131129/1352000010.pdf

21世紀都市文化フォーラム 政治資金収支報告書 平成24年11月30日公表(平成23年分 定期公表)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/121130/1360600010.pdf

過去の政治資金収支報告書3年分を見てみても、どうやら21世紀都市文化フォーラムからは枝野の公式ホームページの資金は捻出されていないようなのだ。では一体どの政治団体が会計を行っているのか?

ヒントは枝野の公式ホームページにあった。

会計報告2012(枝野幸男オフィシャルサイト 民主党衆議院議員)
http://www.edano.gr.jp/disclosure/2012.html
宣伝事業費

「宣伝事業費」を会計しているのは「えだの幸男と21世紀をつくる会(アッチェル・えだの幸男と21世紀をつくる会)」と「民主党埼玉県第5区総支部」であり、「21世紀都市文化フォーラム」は全く関係なかったのだ。政党支部から個人のホームページの経費を捻出していることは考えにくいため、おそらく「えだの幸男と21世紀をつくる会」が会計しているのだろう。「えだの幸男と21世紀をつくる会」の収支報告を調べてみよう。

アッチェル・えだの幸男と21世紀をつくる会 政治資金収支報告書 平成24年11月30日公表(平成23年分 定期公表)http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/121130/2108800056.pdf
52P 57

すると52/57ページ目に、たしかに「えだの幸男と21世紀をつくる会」からホームページ関連の経費が支払われていたことが確認出来た。ところがだ。「HP等管理費」として記述されている項目で支払いが行われた先は「ソフトウェーブ(株)」とある。枝野の公式ホームページのサーバーは、はじめに確認したとおり解析結果を信じるならば「エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社」のはずだ(画像の青枠部分)。
21世紀都市文化フォーラム
ここでも誤差が生じているのである。無理矢理こじつけるなら、「ソフトウェーブ(株)」という会社がホームページをデザインし、そのサーバーが「エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社」にあるということか。ちなみにソフトウェーブ(株)は、ウェブサイトやプロモーションなどのサービスを展開するIT企業だ。だとしても、サーバーを持っている「エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社」に経費が支払われていないのはおかしな話だ。そもそも枝野の公式ホームページは「21世紀都市文化フォーラム」が管理しているのに、なぜ会計は別組織の「えだの幸男と21世紀をつくる会」なのか。

原因は不明である。枝野の公式ホームページにはなにやら複雑な事情がおありのようだ。


赤松伊織