山崎正昭参院議長は、25日、参院本会議で安倍晋三首相の問責決議案の採決時に数珠を持ち葬式のまねごとをするなど不適切な行為をしたとして、生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表に対し厳重注意を行った。国内複数紙が報じている。
山本

安全保障関連法に反対する山本氏は、18日の本会議で、喪服姿で数珠を持って登壇、安倍首相の前で手を合わせ焼香のしぐさをするなどし葬式のまねごとを行った。山崎議長は25日、山本氏を呼んで「参院議員の品位をおとしめる行為だった」と口頭で注意。山本氏は「表現の仕方が適切ではなかった」と反省の言葉を述べたという。議長は「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と述べ、国会法に基づく除名を警告、「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」と批判した。山本氏は「安全保障関連法の強行採決は、議会制民主主義を破壊する行為であり、それに対する自分としての表現だった」と説明。その後、記者団に対し「山崎議長が公平な立場で見て、厳重注意が妥当だというのであれば、謹んでお受けするしかない」などと述べたという。

山本氏の行動は憲法20条に規定されている「政教分離原則」に違反しているという指摘もある。山本氏はこれまでも、天皇陛下に直に手紙を渡すパフォーマンスを行ったり、左翼過激派団体との癒着が取り沙汰されたりするなど、数々の問題行動が指摘されてきていた。


赤松伊織