積雪記録は滋賀県の11メートルが世界一。さらにはニセコのスキー場が世界一上質なパウダースノーを楽しめる場所として世界各国のスキープレーヤーに人気。春には桜、夏には山や海、秋には紅葉と楽しめる日本だが、冬にも雪に恵まれ1年を通し観光資源に恵まれているのが日本なのである。そして意外と知られていないが、日本はスキーリゾート数が世界2位。温帯の島国であるにもかかわらずだ。天災大国であるが、日本に魅力を感じ訪日する外国人が多いのはこのようなことが理由なのだろう。JNTO(日本政府観光局)の調べでは、訪日外客数が2013年に史上初となる1000万人の大台を突破してからは、昨年1300万人超となり、今年は1800万人超を見込んでいる。
富士山 雪

(参考)
訪日外客数(JNTO資料)
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/pdf/2013_15_tourists.pdf

上記の資料はJNTOが統計する訪日外客数の国籍別・月別のまとめだ。表を見ると、今年は7~8月の夏季に訪日外客数が大幅に増えていることがわかるが、例年では1~12月までそれほど増減があるわけではない。統計からも1年中日本が観光地として優れていることがわかるのである。

日本は「四季の国」と呼ばれる。四季が存在するのは何も日本だけではないのだが(北半球の温帯なら四季が有り得る(イギリスなど))、なぜ日本だけが特別のように四季の国と呼ばれるかというと、日本人の精神に由来している。日本人は季節を大切にする国だ。季節に合わせて衣食住を敏感に変化させるのが古来からの伝統であり歴史。また季節に合わせた行事が多いのも日本独特だ。こういった生活に息づいた考え方が自然と観光にも活かされているから、1年中日本は外国人にとって楽しめる国となっているのだろう。日本人は日本の魅力の引き出し方を生活の中から存分に知っており、外国人がその考え方を受け入れている。それが安定した観光客増加に繋がっている。なんと素晴らしいことだろうか。

今年もそろそろ雪の季節がやってくる。ぜひ観光地に足を伸ばしてみるのはいかがだろうか。


赤松伊織