中国国営新聞である新華社は、2日、南部の広西チワン族自治区柳州市で起きた連続爆発事件について、容疑者として特定していた男(33)が爆発現場で死亡していたことを地元公安当局が確認したと伝えた。複数メディアが報じている。
小包爆弾

事件による死者は2日までで10人に増えた。犯行の動機については近隣住民や関係機関とトラブルがあり事件を起こしたとしているが、詳細は不明のままだ。また中国当局がどうやって容疑者を特定し得たかも明らかにされていない。中国メディアなどは「テロの可能性はない」と報じているが、そのことに関しても事実関係は不明である。

一部の中国メディアなどでは容疑者について、「採石場経営でトラブルがあった」と報じている。容疑者は時限爆弾を製造、他人を雇って偽名で小包を送ったり、自分で現場に爆発物を放置したりして、17ヶ所で連続して爆発するよう計画していたという。しかし、一部では「やはりテロなのではないか」「容疑者は本当に犯行を行ったのか(真犯人がいるのでは?)」「単独犯とは考えにくいため、組織犯罪なのでは?」との憶測も相次いでおり、中国政府に対する不信感から犯行に及んだという説も流れているようだ。8月に発生した天津の科学工場爆発事故から続く各地の工場爆発事故も関係しているのではとの噂も流れ飛び火しており、中国社会はひどく混乱している。


(参照)

中国連続爆発の容疑者、現場で死亡 地元当局が確認(日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H6M_S5A001C1FF1000/


(関連)

中国南西部で連続爆弾テロ 17件におよぶ(豊受真報過去記事)
http://toyouke.ldblog.jp/archives/44332218.html


赤松伊織