共産党との連立政権構想をすすめ申し入れなどを行っていた民主党がまたも意見を翻した。民主党の岡田克也代表は、28日、さいたま市で講演を行った。講演では、共産党が安全保障関連法廃止を目的とした暫定的な連立政権構想を撤回することが前提になるとの考えを示したという。産経新聞などが報じている。
菅直人 志位

講演で岡田代表は「参院選は政府をつくる選挙ではない。政権を共にするという前提を外してもらわないと話は進まず、条件は不要だ」と述べたという。連立政権構想については「非常に無理がある」「安全保障など基本政策が違う政党が一緒になっても、強力な政権とは言えない」と述べた。

枝野幸男幹事長も28日の会見で「理念や政策、政治手法を相当共有できなければ、政権は共に担えない」と語ったという。民主党内部では共産党との連立政権構想について賛否両論。しかし否定的な意見の方が現在のところ目立つ形に。細野豪志政調会長も27日のテレビ番組内で否定的な考えを述べていた。今年8月頃、民主党は共産党との連立政権構想を突如発表、都内で行われた左翼過激派らによる反安倍晋三政権デモ内で共闘を誓うパフォーマンスなどをみせたが、9月頃に選挙協力のみ行うと意見を変え、同時期に維新の党との協力もあり得るとの動きもみせる中、今月下旬になりとうとう構想自体を否定した形だ。


(参照)

民主・岡田氏、連立構想撤回を 共産との選挙協力で(サンケイ)
http://www.sankei.com/politics/news/151028/plt1510280048-n1.html


赤松伊織