韓国のメディアKBSは、6日、5月から発生した中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの影響で韓国の旅行業界が被った被害は、最大3兆4000億ウォン(約3600億円)に上るとの分析が示されたと報じた。
MERS

同社の報道によると、被害額は韓国文化観光研究院が先月まとめた「MERSによる観光産業の被害と今後の課題」と題する報告書で明らかになったもの。ことし6月から9月までの4ヶ月間に韓国を訪れた外国人旅行者は、去年の同じ期間に比べておよそ153万3000人減少し、韓国政府がこの期間の目標として掲げていた581万3000人より211万7000人減少。また韓国人の国内旅行も、同じ期間大幅に減少。これによる旅行業界の被害額は、2兆6500億ウォン(約2770億円)から3兆4000億ウォン(約3600億円)に上ると推計されるという。これはあくまで旅行者による消費支出の減少による被害だけを算出したもの。

ただし韓国の観光業はMERSだけで廃れたわけではない。海外への数々の挑発行為、過剰な反日感情、韓国の人災による事故多発、危険な食材の流通などの韓国人独特の身勝手も原因の大多数。著しい信頼低下が招いている部分が大きい。韓国メディアは観光業の衰退をMERSのせいとして取り繕っているが、一時的に蔓延が収まった8月末から9月末にかけても旅行者の減少は止まらなかった。韓国では先月25日、60代のMERS感染者の男性が同日未明に死亡した。名目ができただけに、今後も韓国メディアは観光業衰退をMERSのせいにし続けていきそうな気配だ。


(参照)

マーズによる旅行業界の被害額 最大で3兆ウォン超(KBS)
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=56919


赤松伊織